Q.羽毛ふとんの特徴とは?

 

A.羽毛ふとんの特徴は、保温性・放湿性に優れている点です。丁寧に扱えば何年も使い続けられるという耐久性も備えています。ここでは、羽毛ふとんの特徴について、詳しく紹介します。

 

 

優れた機能性をもつ羽毛ふとん

 

羽毛ふとんが持つ最大の特徴といえば、保温性に優れていることでしょう。寒い冬でも、羽毛ふとん1枚あれば十分なほどです。羽毛ふとんの詰め物に使われている羽毛は、空気をたくさん含む性質があります。その性質によって、私たちの体温が羽毛に伝達され、ふとん内の空気が温められます。そのような理由から心地よい睡眠がとれるのです。また、羽毛の働きにより、吸湿や発散性が優れている点も、羽毛ふとんの特徴といえます。

 

軽くて使いやすい羽毛ふとん

 

羽毛ふとんは、見た目以上に軽いといった特徴もあります。ふとんによっても異なりますが、シングルで1400g程度の重さです。高品質なふとんになると、さらに軽いものもあります。重いふとんを使っていると、体が圧迫されて血行が悪くなります。すると、寝返りの回数が増え睡眠の妨げにもなります。身体への負担を減らし、快適な睡眠をとるためにも、軽い羽毛ふとんがおすすめです。

 

メンテナンスが簡単な羽毛ふとん

 

日々のメンテナンスが簡単なのも羽毛ふとんの特徴です。羽毛ふとんは、放湿性にも優れており、ふとん内に湿気を溜めこむことはほとんどありません。そのため、頻繁にふとんを干す必要がありません。良質な羽毛ふとんであれば、部屋の風通しをよくするだけで十分です。ふとんを干す際は、月に1〜2回を目安にしましょう。

 

長期間使用できる羽毛ふとん

 

羽毛ふとんは、抜群の耐久性を誇っているため、丁寧に扱えば10年以上も使い続けられます。使い心地が悪くなってきたら、ふとんのリフォーム(打ち直し)やクリーニングを利用することで、さらに長期間の使用が可能です。つまり、長い目で見るととても経済的な寝具というわけです。

 

さまざまな利点をもつ羽毛ふとん。快適な睡眠環境実現のためにも、1枚は持っておきたい寝具です。

 

Q.羽毛ふとんと羽根ふとんの違いは?

 

A.羽毛ふとんと羽根ふとんは、詰め物に使われているダウンとフェザーの割合によって区別されています。ここでは、羽毛ふとんと羽根ふとんの違いについて、詳しく説明していきます。

 

 

 

羽毛ふとんと羽根ふとんの違いは羽の種類と比率

 

混同されがちな「羽毛ふとん」と「羽根ふとん」。双方のふとんには、れっきとした違いがあります。羽毛ふとんの詰め物に使われているのは、ダウンと呼ばれる羽毛です。このダウンを50%以上含んでいるものが羽毛ふとんに分類されます。一方の羽根ふとんには、フェザーと呼ばれる羽軸(羽の中心軸)のついた詰め物が使われています。そして、フェザーが50%以上含まれているものを羽根ふとんとしています。

 

羽毛ふとんに多く含まれているダウンとは

 

羽毛ふとんの詰め物として、多く含まれているダウン。ダウンとは、水鳥の胸元に生えている毛のことを指します。羽軸がなく、ふわふわとした触り心地が特徴です。また、タンポポの綿毛のような見た目から、「ダウンボール」とも呼ばれています。ダウンは、寒いときには広がって空気を含み、暑いときには縮まって空気を流すという性質があります。その優れた性質を生かし、軽量さと高い保温効果を実現しているのが羽毛ふとんなのです。温度だけではなく、湿度調整機能も兼ね備えています。

 

羽根ふとんに多く含まれているフェザーとは

 

フェザーは、羽根ふとんの詰め物として多く含まれています。真ん中に硬い羽軸があるのが特徴の羽です。フェザーは大きく分けて2種類あり、水鳥の翼部分に生えている大きめの羽根を「フェザー」、腹部に生えている小さめの羽根を「スモールフェザー」といいます。また、羽根の長さにも違いがあります。6.5cm以上のものがフェザー、それよりも短いものがスモールフェザーです。一般的なふとんではダウンと混合してスモールフェザーが使われています。スモールフェザーの特徴は、弾力性のある形状です。この弾力性から、クッションや枕といった寝具にも使われています。しかし、羽毛ふとんと比べると、通気性は優れていますが、保温性では劣ります。

 

Q.羽毛ふとんカバーの選び方は?

 

A.羽毛ふとんのカバーにはたくさんの種類があります。使用感や機能性も、カバーによってさまざまです。ここでは、羽毛ふとんカバーの選び方について紹介します。

 

 

素材によるふとんカバーの選び方

 

ふとんカバーの素材は、化学素材と天然素材の2つがあります。化学素材で代表されるのがレーヨンやポリエステルなどです。ウォッシャブルタイプ(水洗いができるタイプ)が多かったり、軽量だったりと、利便性の高い素材といえます。しかし、化学素材は、空気の出入りを調節することができません。そのため、熱がこもりやすく寝苦しさを感じることもあります。

 

その一方で、シルク・綿・麻などの天然素材は、肌触りのよさが特徴です。化学素材とは異なり、天然素材は快適な温度と湿度を保つ性質があります。最適な寝心地を求めるのであれば、天然素材を選ぶのが望ましいでしょう。ところが、天然素材のふとんカバーでもカラフルなプリントが施されている場合は、化学染料を使用していることもあるので注意しなくてはなりません。化学染料が使用されていると、吸湿・発散性、通気性、生地の柔らかさなどが損なわれます。ふとんカバーを選ぶ際は、無地の天然素材がおすすめです。

 

着脱のしやすさによるふとんカバーの選び方

 

羽毛ふとんは、頻繁に洗える寝具ではありません。しかし、ふとんカバーをこまめに洗うことで快適さを保つことができます。そのため、着脱のしやすさは、ふとんカバーを選ぶうえで重要な項目といえるでしょう。通常、ふとんカバーには8〜10箇所の留め紐がついています。留め紐は、着脱の際に固結びになり、ほどきにくくなることも珍しくありません。また、紐が切れたり、ほどけたりして、睡眠中にカバーがずれてしまうこともあります。最近では、留め紐と一緒に、マジックテープやファスナーが使用されているものも増えてきました。着脱のしやすさで選ぶのであれば、マジックテープやファスナータイプのものがよいでしょう。

 

ふとんカバーは、毎日の睡眠に影響します。睡眠の質が落ちれば、体調を崩すこともあります。そのため、ふとんカバーは、さまざまな観点から製品を見定めて購入しましょう。

 

Q.2枚合わせ羽毛ふとんのメリットは?

 

A.2枚合わせ羽毛ふとんは、合掛けふとんと肌掛けふとんがセットになったものをいいます。ふとんの組み合わせ方を変えれば、オールシーズンで使えるのが魅力です。ここでは、そんな2枚合わせ羽毛ふとんのメリットについて紹介します。

 

 

オールシーズンで使える2枚合わせ羽毛ふとん

 

2枚合わせ羽毛ふとんは、2種類のふとんがセットになっています。厚めの合掛けふとんと、薄めの肌掛けふとんがあり、組み合わせを変えることによって季節を問わず使えるふとんです。寒い冬は2枚のふとんを合わせたり、暑い夏は薄手の肌掛けふとんのみを使ったりします。気温差のある春・秋は、厚めの合い掛けふとんを利用するのもおすすめです。1組のふとんのみで、季節を通してさまざまな使い方ができるのは、大きなメリットといえるでしょう。

 

負担が少ない2枚合わせ羽毛ふとん

 

2枚合わせ羽毛ふとんは、コスト面においてもメリットがあります。最初から厚みの異なるふとんが対になっているのが、2枚合わせ羽毛ふとんです。そのため、夏用と冬用で、何枚もの掛け布団を購入する必要がありません。上記のように、季節に応じて使いまわしができるため、経済的にも助かります。また、年間を通して常に1枚は使用しているため、収納場所に困ることも少ないでしょう。

 

2枚合わせ羽毛ふとんの選び方

 

2種類のふとんを重ねて使う2枚合わせふとんは、眠っている間にふとん同士がずれることがあります。そのため、2枚合わせ羽毛ふとんを購入する際は、2つのふとんを固定するボタンの形状や、数に注目しましょう。購入の際は、「ボタンは1度留めたら外れにくい形状か」、「ボタンの数は適正か」といった点を考慮しながらチェックします。また、羽毛の品質、側生地の素材なども、ふとん選びでは重要です。通常の羽毛ふとんを選ぶときと同様に、製品についている品質表示も必ず確認しましょう。

 

Q.羽毛ふとんは圧縮しても大丈夫?

 

A.羽毛ふとんは、圧縮してはいけません。もちろん、圧縮袋に入れての収納も同様です。ふとんを圧縮すると、なかの羽毛や側生地を傷める原因にもなります。ここでは、羽毛ふとんの圧縮をおすすめしない理由について、詳しく紹介します。

 

 

羽毛ふとんを圧縮すると羽毛が壊れてしまいます

 

羽毛ふとんを圧縮すると、ダウンボールの核や羽軸(羽の中心軸)が破壊され、ふとんの寿命を縮める原因にもなります。ダウンボールが壊れてしまうと、かさ高が減り、特有のふわふわとした感触がなくなってしまうのです。そして、1度壊れてしまったダウンボールは、圧縮を解いても元の状態に戻ることはありません。さらに、ふとん内に空気を取り込むことができず、羽毛ふとんの特徴である保温性も失ってしまいます。

 

羽毛ふとんを圧縮すると側生地が傷つきます

 

羽毛ふとんを圧縮することで、ダメージを受けるのはダウンボールだけではありません。圧縮されて傷ついたダウンボールが原因となり、側生地にもダメージを与えてしまう場合もあります。例えば、折れた羽軸が側生地に穴を開けてしまい、なかの詰め物が外に飛び出すというケースです。羽毛ふとんのダメージが酷い場合には、買い替えが必要になることもあるので気をつけましょう。

 

羽毛ふとんを圧縮せずに収納する方

 

羽毛ふとんを収納する際は、羽毛ふとん専用の収納ケースを利用しましょう。羽毛ふとんの購入時に付属していたケースがあれば、こちらを利用してもかまいません。コンパクトな収納を望む場合は、ふとんをロール状に丸めるのもよいでしょう。押し入れ内で横にして重ねたり、壁に立てかけたりと用途にあわせて収納できます。また、収納する際は、軽い羽毛ふとんが1番上にくるようにしましょう。羽毛ふとんを下にすると、上からかかる重みでふとんが圧縮されてしまう可能性があります。

 

羽毛ふとんは、天然素材を使用しているため、見た目以上にデリケートな寝具です。しかし、丁寧に扱えば10年以上も使用できます。長い期間使用するためには、圧縮などでふとんにストレスを与えないようにしましょう。

 

 

 

Q.羽毛ふとんに乾燥機を使う場合の注意点は?

 

A.羽毛ふとんに乾燥機を使う場合、羽毛へのダメージを減らすため、高温になりすぎないように注意しましょう。また、羽毛ふとんと乾燥機の間に毛布を挟むなど、ふとんに直接熱が当たらないような対策も有効です。ここでは、羽毛ふとんに乾燥機を使う場合の注意点について詳しく紹介していきます。

 

 

羽毛ふとんに乾燥機を使う場合は温度に注意しましょう

 

天候不良やふとんを干す場所がないなどの理由で、乾燥機を使う人も多いでしょう。羽毛ふとんに乾燥機を使う場合、高温になりすぎないよう温度に注意してください。また、乾燥機を長時間かけ続けるのも避けてください。ふとんに使われている羽毛を傷める原因となります。乾燥機に「羽毛ふとんコース」などの機能が備わっている場合は、それらの機能を利用したほうが安心です。乾燥機に温度調節機能が備わっていない場合は、乾燥袋とふとんの間に毛布を挟みましょう。間に毛布を入れることで、乾燥機の温風が直接羽毛ふとんに当たるのを防ぎます。

 

高温の乾燥で羽毛ふとんが痛む理由

 

乾燥機で羽毛ふとんを温めると、熱を逃がそうとして羽毛が広がります。1つひとつが大きく広がった羽毛はかさが増し、ふんわり感が見た目にもわかるほどです。しかし、見た目とは裏腹に、内部では羽毛の油分が失われています。羽毛は、繊維状のたんぱく質からできているため、熱を加えすぎると割れてしまうのです。そして、割れたダウンボールは、元のように空気を溜め込むことができません。羽毛ふとんに乾燥機を使う場合は、上記の注意点を留意して行いましょう。

 

羽毛ふとんのダニ対策は乾燥機ではなく天日干しで

 

羽毛ふとんのダニ対策には、乾燥機ではなく天日干しが有効です。ふとんについたダニが死滅する温度は50〜60度とされています。しかし、羽毛ふとんを高温の乾燥機にかけてしまうと、羽毛を傷める原因にもなります。さらに、高温乾燥が原因で発火する可能性もあります。このような事態にならないためにも、羽毛ふとんのダニ対策は天日干しをしましょう。

 

 

Q.打ち直しとは?

 

A.羽毛ふとんのリフォーム(打ち直し)とは、専用の業者に依頼をして、ふとんを丸洗いしてもらったり、羽毛をたしてもらったりすることによって、新品のようによみがえらせる作業のことです。ここでは、羽毛リフォームのメリットや、利用するタイミングなどについて説明しています。

 

 

羽毛ふとんのリフォーム・打ち直しとは

 

羽毛ふとんのリフォームとは、使い古した羽毛ふとんを、購入時のような状態に近づける作業のことです。はじめに、ふとんを解体し、なかの羽毛を洗浄・乾燥させます。羽毛のきれいさとかさ高を測るテストを経て、最終的に洗浄した羽毛をもとの側生地に戻していきます。このとき、汚れのひどい羽毛は新しいものに取り換えられるので、リフォーム前よりもふっくら感が増した仕上がりになります。

 

羽毛ふとんのリフォームをする大きなメリットは、コスト面でしょう。近年、羽毛が高騰していることもあり、新しく購入するよりも、ふとんのリフォームを利用したほうが経済的といえます。しかし、ふとんの価格には幅があるため、全てが対象ではありませんので注意してください。

 

羽毛ふとんをリフォーム・打ち直しに出すタイミング

 

羽毛ふとんのリフォームの検討するタイミングは、購入してから7〜10年頃が理想です。使い心地で気になる部分がでてきた際に、ふとんリフォームを検討するのもよいでしょう。「かさ高が減ってきた」、「保温性が落ちてきた」、「羽毛の偏りが気になってきた」など、思い当たる点があれば、使用年数に限らず、1度リフォームを検討してみましょう。定期的に羽毛ふとんのメンテナンスをすることで、羽毛ふとんの寿命を延ばすことにもつながります。

 

羽毛ふとんリフォーム・打ち直しを出す際の注意点

 

羽毛ふとんのなかには、ふとんリフォームできないものがあります。当社では、以下の場合、リフォームできない可能性がありますので注意してください。

・ダウン率が60%の羽毛ふとん

・水鳥羽毛100%と表記されている羽毛ふとん

・ダウンの損傷具合が大きい場合

・肌掛けふとんや合掛けふとんのみのリフォーム

 

詳しくは、コース種類・料金ページの内容を確認してみてください。

 

Q.グース・ダックとは?

 

A.グースとはガチョウ、ダックとはアヒルのことを指します。どちらも、羽毛ふとんの詰め物であるダウンが採れる水鳥です。ここでは、グースとダックについて、詳しく説明します。

 

 

グース、ダックとは

 

グースとはガチョウのこと、ダックとはアヒルのことをいいます。どちらも、羽毛ふとんに使われているダウンが採れる水鳥です。一般的に、ダックよりもグースのほうが高品質とされています。それは、双方から採れるダウンの質が関係しているためです。

 

グースとダックの羽毛の違い

 

グースとダックでは体の大きさが異なり、その差は2倍にもなります。ダックよりもグースのほうが体は大きく、体のサイズはダウンボールに比例します。つまり、ダックよりもグースのほうがより大きなダウンボールを採取できるということです。また、グースから採れるダウンボールは、ほどよいハリとコシのある羽枝になっています。柔らかさと弾力性に富んでいるため、ダウンボールが壊れにくいのです。

 

グースとダックの臭いの違い

 

グースとダックでは、羽毛から発する臭いも違います。羽毛は鳥から採取しているため、ふとんから動物性の臭いを感じることもあるでしょう。ダックとグースとでは、ダックのほうが強い臭いを感じます。特に飼育期間が短い未成熟のダックほど、臭いが強い傾向にあります。反対に、グースはあまり臭いが気になりません。羽毛が臭う原因はさまざまですが、それぞれの水鳥が食している餌が大きく関係しています。グースは草食、ダックは雑食です。雑食のダックは肉も食べるため、草食のグースよりも体に油脂がつきやすくなります。その油脂の臭いが、ダックから発せられる臭いなのです。

 

ふとんを選ぶときは羽毛の品質にも着目しましょう

 

上述のみで考えると、ダックよりもグースのほうが高品質であることがわかります。しかし、必ずしもそう言い切れるわけではありません。低品質のグースと高品質のダックであれば、断然高品質のダックのほうが優れています。羽毛ふとんを選ぶ際は、単にグースとダックの違いだけを見るのではなく、羽毛の品質にも着目しましょう。

 

 

 

 

 

 

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